2011年4月24日日曜日

O'S THAI CAFE

LONDON
CROUCH END
LUNCH TIME

同僚のほとんどが海外に出かけるイースターの連休
とにかく混雑が嫌いな私たちは家に篭城
いつものごとく、クラウチエンドにランチを食べにいく

今回トライしたのは、以前「ここはベトナムか?」と錯覚を起こしてくれた素晴らしいレストランのすぐ近くにある場所
そんな素晴らしいレストランの隣近所で営業しているということは競争力があるはず

http://www.osbarsandcafes.com/

http://www.viewlondon.co.uk/restaurants/os-thai-cafe-review-3670.html

またもやクラウチエンド価格
2コース・ランチで6.95ポンド
これだけでもクラクラしてしまう
シティーのレストランのなんと高いことよ

ファースト・コースは野菜入りワンタンの揚げ物
これが当然できたてのアツアツ状態で出てくる
タイの甘辛ソースをかけていただく
タイ料理らしいニュートラルな味

多くの日本人は誤解しているが、タイ料理のほとんどは辛くない
ナンプラー(魚醤)やパクチー(香菜)、ココナッツオイル、そしてたくさんの「種類(NOT 量)」の香辛料を使うがゆえに、日本人からすると少し癖のあるものになったりもするが、決して辛くはない
もちろん飛びぬけて辛いものも中にはあるが、それはむしろ例外である

おそらく日本のコマーシャリズムが昔「タイ料理=劇辛」という紹介をして以来、それが定着し、「辛くなければタイ料理っぽくない」という状況を作り出しているのだろう
ほとんどのタイへの旅行者が本当のタイ料理と、持っていたイメージにギャップを感じるはずだ

セカンドは私がレッド・カレー、奥さまがパッタイ(タイ風焼きうどん)
カレーはこれも非常にニュートラルな味
ココナッツをベースに数種の香辛料、そして生姜が使われている
チキンと野菜をベースによく煮込んであり美味

パッタイはタイそのもの
しかも皿の横に、「砂糖」「ナッツをクラッシュしたもの」「唐辛子の粉」「レモン」がそれぞれ美しく添えられている
これらはタイの屋台では、瓶や器に入ってテーブルの真ん中においてある(通常はナンプラーも)
好みに合わせて適量を混ぜていく

このレストランもレベルが本当に高い
レベルの高さはすでに、期待値の高さに織り込まれているので、もはやサプライズとはならないのだが、ただただ感心するのみである

お隣さんの窓に「イタリアン・レストラン近日オープン」という張り紙が
そして数十歩のところに中華料理レストランを発見

まだまだトライする場所はつきない

施設: 3
食事: 4
ワイン: N.A.

2011年4月17日日曜日

THE QUEENS

LONDON
CROUCH END
LUNCH TIME

クラウチ・エンドにアンティーク・ハンティングに出かける
アンティークはアンティークショップにのみあるにあらず
実は、アンティーK好きのイギリス人に教えられたことなのだが、ハイストリートにあるチャリティー・ショップが結構掘り出し物の宝庫になっているのだ

チャリティー・ショップには古着からおもちゃまでたくさんのものが売っている
(オリジナルの価値に関わらず)大抵のものが2-5ポンドなのだ
当然アンティークの目利きが店員にいるべくもなく、ときどき(というかかなりの確率で)アンティークも「適当に」売られている

クラウチ・エンドには何故かチャリティーショップが多く、ホッピングするには効率のよい場所
今回もカッティング・グラスや銀器など信じられない価格で売られているのを数点みつけたが、これらはすでにたくさん持っているのでパス
今回はなにも買わずに終了

さて本題のパブ
アンティーク・ハンティングでのどが渇いたので、ビールでもと、クラウチ・エンドの尻尾に位置するTHE QUEENSにトライ
この店は何年も連続してミシュランに掲載されているパブでもある

http://www.thequeenscrouchend.co.uk/

このパブはビクトリア時代に、ホテルとして営業されていた
そのため、グランドフロアにあたるホールの部分は本当に広く気持ちがいい
オリジナルのステンドグラスが使われているため、中は教会のように薄暗いが、室内のアンティーク家具や当時のオリジナルカウンター等とあいまって非常にいい雰囲気をかもし出している
裏にオープン・スペースもあり気持ちがいい

今回はビールのみ
変わったビールだったが、コーニッシュの黒ビールとエールを堪能
近くで運ばれている料理を覗き見ると、確かに普通のパブに比べ格段に料理のディスプレイが良い
見た目にだまされてはいけないのが、英国料理の特色(?)だが、一度はランチにきてみてもいい
何しろここは食の都クラウチ・エンドだから

施設: 4 (アンティーク故の特別加点あり)
食事: N.A. (ビールのみ)
ワイン: N.A.

2011年4月14日木曜日

BUTTERFLY

ITALY
LUCCA
LUNCH TIME

ついた瞬間、このレストランはいけるかも知れないと思った
田舎にたたずむ一軒の石造りの家
全く派手ではない看板
広いがよく手入れされた庭
ここを目指して来なければ絶対にそれとわからないレストラン
経験上、こういうレストランに外れはない

もちろん適当にきた訳ではない
宿の近くにある星つきのレストラン
ミシュランガイドを片手に多くのレストランで食事をしてきたが、やはり星ありとそうでないところには大きな壁がある
例え「フォークの数」(ミシュランガイドでのレーティング手法。ひらたくいうと店の格式をフォークの数で表す)が少なくても星つきが、星なしのレベルを下回ることはまずない

そして3つ星と1つ星には明らかな差がある
目に見えて違うのはスタッフの数や動き、接し方のタイミングや、気配り、食器、リネンの質、そしてワインリスト
それだけではないが、やはり3つ星は圧倒的になにかがちがう
しかし私は1つ星がすきだ
特に更なる上昇を目指してオーナーやシェフ、スタッフが一丸となっている店は3つ星にはない熱意を感じるからだ

席についてほどなくすると、突然日本人が声をかけてきた
なんと日本からイタリアの料理学校を経てここで修行しているのだという
手と腕は火傷や切り傷のあとがたくさん見受けられる
物腰柔らかな若者で、ここでの注文方法やおすすめ料理を丁寧に解説してくれた

はじめての1つ星レストランに入った場合、私は大抵コースを選ぶ
店の自慢の料理や季節のものがほとんど入っているからだ
今回もそれにならい、私は肉主体のコース、奥さまは魚主体のコースを選択
ただし魚コースのなかにある店のスペシャルティ(ロブスターとトマトのミルフィーユ、バジルのゼリーのせ)を肉コースのなかに取り込んでもらい、奥さまもパスタを、この店の名物鳩肉ラグーのフォアグラのせ(アラカルトメニュー)に交換して注文
こうしたややこしい注文も問題なく受け入れてくれるのもこうしたレストランの良いところ

ワインも熟慮のあとソムリエに相談して決定
イタリアワインに詳しくない私でもわかるワインがリーズナブルな価格でオンリストされている
非常に好感がもてる
ワインについてはワインブログにて詳述

最初の皿が出てきて、そのレベルの高さがわかった
チーズの上にズッキーニの花を揚げたものがのり、ベースにはバジルのソース
見た目から芸術品であることがわかる

二皿目はピエモンテはファッソーナ牛のタルタル
下味がついているため当然肉の臭みは一切ない
タルタルソースとの絶妙な組み合わせが実にいい
口に爽やかさを与えるシャキっとした大根の組み合わせはもしかして日本の若武者の発想かもしれない

三皿目のスペシャルティは私の一番のお気に入り
熟したトマト、かすかに甘味のあるロブスター、そしてバジルのゼリー、そしておそらく生クリームをベースとしたソースというそれぞれ個性のあるものを一度に楽しむ贅沢な一品

四皿目はリゾット
表面は普通のリゾットだが、実は三層に別れている
米の層、挽き肉の層、そして肉を主体としたソースの層
混ぜないで食べてくださいと言われた理由がわかった
これを混ぜると層のあるケーキをかき混ぜて食べるのと同じだ
一口づつ皿のそこにスプーンが当たるようにして三層を一口で食べていく
すばらしい
表面にうまく垂らしてある極上のオリーブオイルが味にアクセントを添える

五皿目は茄子と挽き肉のラビオリ
これもディスプレイがすばらしい
軽く焦げ目がついた表面と適度に熱い挽き肉と茄子が絶妙のコンビネーションになっている
奥さまの鳩肉もさすがの一品



くせのある鳩肉と、ちがう意味でくせのあるフォアグラが両者のくせを打ち消しあって、さらに昇華された複雑味と深みを引き出すことに成功している

六皿目はメインのビーフ
注文通りミディアムで出されている
英国では至難の技であるが、イタリアでは当たり前(簡単なことのようにに思えるが、それだけでも感動してしまう)
肉は柔らかく、ジューシー
やはり旨味を閉じ込めるという発想は、日本を含め食の国と言われるところではスタンダード

七皿目からはデザート
最初のデザートはティラミス(に思える)ものだった
リキュールの少し聞いたクリームにチョコレートがまぶしてあり、底にはイチゴのソースが敷いてある
初夏を思わせる一品
八皿目はメインのデザート
スレートの皿に乗るのは、イタリアのクリームブリュレ、コーヒーのムース、そしてチョコレートの焼き菓子
このチョコレートの焼き菓子をスプーンで割ると中から溶けたチョコレートが顔をだす
これだけならよくあるお菓子だが、中の液体がヘーゼルナッツのリキュールとチョコレートを混ぜた(であろう)ものなのである
チョコレートにチョコレートであれば、若干しつこくなるこのお菓子も、この一捻りでずっと食べやすく、あきの来ないものにかわる
この驚きが、レストラン探求の楽しみつながるのだと思う

素晴らしい料理の数々
このレストランは遠からず2つ星になるのではないか
少なくとも料理の質は十分にその資格があると思う

若武者いわくやはり日本人の客は少ないという
非常に残念なことであると思う

確かに観光都市ピサとフィレンツェの中間地点であり見過ごしがちではある
しかし土産物屋だらけで団体客が列をなしている両都市よりも、ずっと美しく静かで、中世の面影を色濃く残した城塞都市Luccaを擁するこの地方を見ないのは、本当にもったいない

最後にダブルエスプレッソを注文してお会計を済ませ、日差しが若干柔らかくなってきた頃にレストランを後にした

素晴らしいレストラン
また必ず訪れよう

施設: 5
食事: 5
ワイン: 5

RISTORANTE DAMIANI

ITALY
LUCCA
LUNCH TIME

ミシュラン・ガイドをたよりに選択
北イタリアはやはり食のレベルが高い
ずっとイタリアンを食べていても特に胃のヤラレ感がない

店の裏手にちょっとしたオープンエアスペースがあり客はみなそこに集まっている
こんなに気持ちいい日だから当然と言えば当然

ランチメニューのPre-fixにする
イタリア語オンリーの店ゆえに、ブラインドでの注文を余儀なくされたが、適当な注文でも素晴らしい料理がでてきた

私の海鮮リゾットはイカの風味とオリーブオイルがなんとも言えない薄味でマッチしておりすばらしい
奥さま注文のパスタも、小さいイカがそのまま何個もはいっており(イギリスでは不可能)、磯の香りと塩とオリーブオイルで勝負をかけている

このファーストコースときりりと冷えたスプマンテだけでもう十分な状況
メインはオーソドックスなステーキと魚のカルパッチョが運ばれる
二つともレベルが高いが、最初のパスタ、リゾットがあったゆえに、衝撃が少ない

デザートはワイングラス入りのティラミス
甘くなく適度なリキュールの香り
至福の時
日本のティラミスはなぜあそこまで間違って解釈されて輸入されているのだろう、と食べるたびに思う

店の雰囲気はフレンドリーそのもの
言葉はわからないものの、一所懸命説明してくれる
二つフォークの店だが気取ったとこはない
ファシリティーは可もなく、不可もなくといったところか

ワインリストは、一本一本エチケットの写真が添付してあり好感がもてる
値段は非常にリーズナブル
ビオンディサンティやオルネライアなどの高級ワインは街のワインショップよりも若干やすいくらい
セレクションも12ユーロからでボリュームゾーンは20~30ユーロだろうか

(欧州大陸の)ミシュランガイドに外れなし
今回も楽しませてもらった

施設: 4
食事: 4
ワイン: 4

4 LEONS

ITALY
FIRENZE
LUNCH TIME

フィレンツェ訪問時に、会社の後輩おすすめのレストランに向かう
紹介文には、「15xx年設立のレストラン。この通りは地図には載っていない。ここは元売春街であり。。。」と書かれてあり昔は「川向こうの盛り場」だったことを思わせる
細い路地を歩くと、なるほどそんな雰囲気がある

店は狭いPiazza(広場)にある
高い天井を見上げると、そこには古そうな木組み
大好きなインテリアだ

当然後輩おすすめのTボーンステーキを注文
店員いわく二人であればそれだけで十分と言われるも、何か気持ち的にもの足りず、サラダと付け合わせのポテトをオーダー
皿が運ばれてきて意味がわかった
店員に聞くと、これが「ミニマム」の1キロだという。いくら骨付きとはいえ1キロ。。。
切って見ると、もうブルーに近いレア
私の大好きな焼き加減
英国では絶対食べられない血のしたたり具合
見た目は鰹のタタキといえばいいだろうか
うまい
柔らかく、とにかくジューシー
特にソースも何もないので、肉そのものの味わいがすべて
高度なテクニックは必要はないが、肉そのものが非常に重要な要素になる
肉の塊がみるみるうちに木の皿の上から消えていく
最後は骨だけに。。。

恐るべしイタリア
食の都フィレンツェの強烈なランチ

施設: 4
食事: 4
ワイン: 3

FATTORIA MANSI BERNARDINI

ITALY
LUCCA
DINNER

今回の宿はアグリツーリズムを掲げる田舎のお宿もちろん(?)いつも通りミシュランガイドご推薦の場所
ピサから車で30分ほどの山間のあるホテルで、数百年前からある農家のコンバージョン
まわりはオリーブ畑に囲まれている

借りた部屋は素晴らしく、私好みの内装
アンティークだが水回りは新しい
またとにかく広い
恐らく占有面積で100平米は余裕で越えているだろう
最初の夜はこの宿のダイニングを利用
ガラス張りのエクステンションで庭を一望できるすばらしい環境
雰囲気もいい

(順不動で)オリーブの盛り合わせ、サラダ、ハムとソーセージの盛り合わせ、パスタ、ニョッキ、ラグー、鶏肉のグリル、薄切り牛肉のスモークとソースの和え物等など何コースでてきたか記憶にない

ワインも値段に込みなのだが、赤と白どちらがいいかと聞かれ迷っていたら、「両方のんだらいい、ガッハッハ」という感じで明るく紅白ワインが机に置かれた

両方とも地元ワインで高くはないだろうが、生鮮食品としての味わいは十分
最後のデザートまで到達するにはあとどのくらいかかるかわからず、満腹感(と旅の疲れ)も極みに達していたのでデザートをお願いした上で撤退を決意
これで一人30ユーロとは信じがたい

最後まで到達できなかったのが痛恨の極みであるが、トスカーナの田舎料理をとにかく楽しむことができた
すばらしい宿、すばらしいレストラン
ミシュランガイドは一生手放せない

施設: 4
食事: 4
ワイン: 3

2011年4月4日月曜日

NAKAMA - 2

LONDON
CROUCH END
LUNCH TIME

久しく日本食を食べていない、姉と子どもたちを連れてランチへ
本来日曜日は休みなのだが、母の日ということで特別にオープンしていた

迷わず頼んだのが、この店自慢の「そば」
何が自慢なのか

聞いて耳を疑ったのだが、この店のそばは「手打ち」である
ロンドンで手打ちの生蕎麦を使う店がある
それも、基本的に日本人をターゲットとしない店で。。。

私は暖かいそば、残りは全員ざるそば
出てきたものは期待をはるかに上回るもの
そばの細さ、コシ、香り
姉は、横浜の普通のそば屋のレベルを上回っていると断言
私の暖かいそばの汁も関東風のもので、入っている鶏肉と相俟って上品な味に仕上がっている

今後ロンドンでは、この店以外でそばを食べることはないと思う
逆にそばを食べたくなったら、この店に来よう

またもや、底の深さを味わったクラウチ・エンド
食の感動はどこで途切れるのか

2011年4月3日日曜日

NAKAMA

LONDON
CROUCH END
LUNCH TIME

先日の待ち歩きで、JAPANESE RESTAURANTの看板を発見
あまりに控えめに書かれているので、何度も前を往復しているのに今まで気がつかなかった

クラウチ・エンドには当然日本食レストランも他に1店あるが、看板とメニューを見た限りデリバティブ系ジャパニーズ(派生商品系の日本食)に思えるので、避けてきた

この店の看板を見ると、どうしてもそうは思えず入店

http://nakamarestaurant.co.uk/

やはり、この店のご主人と奥様(?)は日本人
それだけですごく安心できる不思議

聞くとクラウチ・エンドという場所柄、日本人をメインのターゲットにはしていないとのこと
クラウチ・エンドとは、文化・芸術の街であり、有名な画家、音楽家、俳優が多くすむという
確かにハイストリートには楽器ショップや画廊も多く見受けられる
とにかく週末は異常なほど人が多く、活気の多い街なのであるが、いわゆるオックスフォード・ストリートのようなショッピングをする人で混雑しているような感じではない
もっとゆったりした、隔絶された、それでいて活気のある雰囲気

さて料理であるが、今日は午後3時近くに来てしまったので閉店の時間
お願いするとテイクアウェイの注文に応じてくださった
頼んだのは、ポークカツカレー(8.5ポンド)、カツ丼(同左)、チキン照り焼き丼(失念)の三つ
ランチはすべて味噌汁とサラダつく

どれも本当に日本風で、英国風アレンジはなし
カツも日本風であり、肉の厚さ、衣の厚さも適度(非日本人系のは肉が異常に大きかったり、衣が油でジュクジュクだったりすることがあるし、目の前でハサミでカツをきる店もある)

ただやはり店内で食べたかったのは正直な感想
テイクアウェイだどうしてもカレーが最初からご飯すべてにかかってしまい、米がやわらかくなりすぎてしまう
それはカツどんも同じで、とき卵とだし汁が軽くかかったアツアツの状態で食べるとより一層おいしさが増す
次回はきちんと時間どうりにいってご飯を食べたいと思う

そして、ご主人から聞いたこの店の看板メニューを食べにこよう
おそらくロンドン広しと言えどもここの看板メニューは他では食べられないと思う
そのメニューについては、次回ブログでのアップデートで乞うご期待

施設: 3 (Take away)
食事: 4 (Take away)
ワイン: N.A.

2011年4月2日土曜日

KHOAI CAFE

LONDON
CROUCH END
LUNCH TIME

ここはベトナムである。。。

ロンドンの食の都クラウチ・エンド
またもや奇跡の店が現れた

何の変哲もない内装
むしろわびしい感じがする
一人の笑顔の素敵なベトナム人女性が注文をとりに来る

ランチメニューは、2コースで8ポンド強
クラウチ・エンド価格

最初はSUMMER ROLLとSPRING ROLL
スターターなのにこの本数
街中だとせいぜい2本
なのにこの店ときたらそれぞれ4本と6本ずつ
そして本当に美味しい

そしてメインは塩焼きそば
薄い塩味とごま油の香り
野菜と肉がふんだんに入ってしっかり炒めてある
うまい
本当にうまい

奥様の注文したフォーも少し食べたが絶品
薄いだしのきいたスープに酸味と甘みが同居
麺もひらうちのライスヌードル
汁を一滴も残さず完食していた

間違いなくロンドンナンバーワンのベトナム料理店

このブログを目にしたロンドン在住の方には是非だまされたと思ってクラウチ・エンドに足を運んで欲しい
この街だけはロンドン、英国ではない

のべ4年間英国に住んでいるが、この街ほど楽しい街は見たことがない
とにかく食事をする場所が豊富で、食に関係する八百屋が4-5軒、肉屋は2軒、魚屋も1軒
何がこの街の食レベルを上げているのかを知りたい

今日の散歩でまた数軒のターゲットを発見
まだまだクラウチ・エンドの探索は続く

施設: 3
食事: 5
ワイン: N.A.