2011年5月15日日曜日

IL BARETTO

LONDON
BLANDFORD STREET
DINNER

東京からのお客様をお迎えするために後輩が選んだ店

http://www.ilbaretto.co.uk/

この店はロンドンに珍しく、手軽に本格イタリアンが楽しめる
小さな蛸がほぼ姿煮状態でスープに入っている
英国では蛸を食べる食習慣がないため、これは視覚的に多くの英国人が敬遠するに違いない
いわゆる英国アジャストメントがない珍しい店
味はどの品も非常にいい
薪をくべる釜でやくピザも絶品

雰囲気もわるくないので、お客様を連れてくるのにも、個人的にくるにも重宝する

2011年5月7日土曜日

TOFF'S OF MUSWELL HILL

LONDON
MUSWELL HILL BROADWAY
LUNCH TIME

昨日後輩と飲みすぎて完全にダウン
午前中は身動きがとれずスロースタート

天気もあまりよくないし、遠出をする気がなかったので、近所のもう一つの魅力的な街、Muswell Hillに出かけることにした
このハイストリートは広大だ
クラウチエンドをしのぐ大きさ
ただ店は食事系が中心とは言えず、服飾・アクセサリー関係などの店も豊富でバランスが取れている
食事はチェーンの店が若干多いか

その中でひときわ目立っていたのが、このフィッシュ・アンド・チップスの店
イギリス人の知り合いに、この町にはおいしいフィッシュ・アンド・チップスの店があると聞いていた
間違いなくこの店だと確信し入店

1968年からここで営業している老舗

http://www.toffsfish.co.uk/index.html

本当に素朴な、だが清潔な店
メニューの中での魚の選択肢は多く、またフライだけでなく、グリルも選択可能
これは日本人には有難い

私はROCKという魚のフライ、奥様はPALAICEという魚のグリルに
当然ハンドカットのチップスが添えられている

これがなかなかのもの
まず衣が薄いのがいい
これはフィッシュ・アンド・チップスの味を70%決めてしまう要素だ
かりっとした薄い衣の下に新鮮な魚がアツアツの状態でくるまれている

チップスのほうも、あらかじめ塩がふられておらず、ポイントが高い
(店にふらせると、もう塩だらけになるのが普通)

もちろん、フィッシュ・アンド・チップスに食事の感動を求めるのは間違っている
だが、この店が1968年からこの場所で黙々と魚を売り続けてきたことには素直に感動する

英国未体験の知り合いが夏に来たら連れて行きたい店

施設: 2
食事: 3
ワイン: N.A.

THE SQUARE

LONDON
GREEN PARK
DINNER

公私にわたり大変お世話になった方が訪英とのことで、レストランを探す
食通・ワイン通の方で最後まで逡巡したが、このレストランを選択

http://www.squarerestaurant.com/

さすがに二つ星レストランとあって、内装やサービスなどは申し分ない
食事は。。。
アミューズやプチフールなどその形式、見た目は、懲り方は星つきレストランならではのもの
コースの料理も悪くない

ただやはりフランスとは何かが違う
何が違うのだろう
料理の量、味の複雑さ、ディスプレイの洗練度。。。

私がロンドン以外の星つきレストランで求める水準が高すぎるのか、ミシュランがダブルスタンダードになっているのか

直感であるが、今宵のゲストである食通・ワイン通の大先輩はこのレストランに満足されているようではなかった
それも当然で、直前にフランスでとある三ツ星レストランにプライベートで訪問されており、どうしてもその比較になってしまう

ミシュランガイドは、欧州旅行の必携品
これをひっくり返しながら旅行先を決める
ここ数年、いわゆる「旅行」ガイドブックなどを読むことは全くない
レストランとホテルの文字情報だけの同ガイドだけを頼りにしている
それくらい、このガイドを信用しているのだ

各国版を使っていて、どうしても腑に落ちないのが英国版
もちろん、水準が低い英国のレストランの中ではいいレストランを紹介しているとは思う
しかし、星付レストランの格付けだけはせめて欧州内で統一してほしい
英国版は明らかに一格かさ上げされているように思う

このレストランがフランスやイタリア、スペインにあったら二つ星がつくだろうか
個人的にそれはないと思う

先日訪問したトスカーナのバタフライは一つ星であったが、料理の洗練度(と情熱)は明らかにこのレストランを上回る

http://kotaro-ldn-r.blogspot.com/2011/04/butterfly.html

一品一品に驚きと発見があった
次の皿が待ち遠しいコース
星つきレストランにはそうあってほしい
この発見と、驚きに、普通では支払わない対価を払っているのだ

次回は大先輩に喜んでもらえるようなレストランを選んでおきたい
英国ではなかなか難しいのだが。。。

施設: 5
食事: 3
ワイン: 4

PEARL BRASSERIE

IRELAND
DUBLIN
LUNCH

外交途中のランチ
ロジの方があらかじめセットしていてくれたレストラン

http://www.pearl-brasserie.com/accueil.htm

店はLOWER GROUND FLOORにあるが採光がしっかりと考えられており暗くはない
内装は私好みの、古い建物をきれいに改装したものとなっている

ランチの2コースを選択
最初の一品は、キャロットスープ
単純なキャロットスープではなく、皿にあらかじめホタテや数種の野菜、そしてドライフルーツにオリーブオイルが軽くかけられた上でディスプレイされており、その皿に別のポットからスープをかけるという趣向
海鮮、フルーツ、キャロットという一見組み合わせとなりにくい食材が見事にマッチして飽きのこないさっぱりした料理となっている

二皿目はサーモンのグリルとタルタル添え
このサーモンが日本で言うトロサーモンをグリルで香ばしく焼いており、ジューシー
香草でサーモン特有の臭みを一切感じさせないように仕上げており、素晴らしい仕上がり
きれいに添えられたサーモンのタルタルが食欲をかきたてる
白の皿に、ピンクがかったサーモン、そしてオレンジのタルタル
見事なディスプレイ

正直ダブリンでこんな店に出会うとは思っていなかった
店を出るときに確認したが、ミシュランのシールが貼られていたので、掲載されているのであろう
納得

施設: 4
食事: 4
ワイン: N.A.

FUJIWARA

GERMANY
FRANKFURT
DINNER

一見住宅街にある日本食店
フランクで有名なすし屋で修行した方が独立して店を開いたのだという

http://www.fujiwara-restaurant.de/

日本食ということで多くを述べないが、秀逸だったのは季節ものである白アスパラガスのてんぷら
白アスパラガスが持つ多くの水分を完全に閉じ込め、口に入れた瞬間に、あのなんともいえない春の香りをともなって、洪水のように口の中でひろがる
絶品

ドイツでの食べ方(ホワイトソースがけ)もなかなかだが、素材の味がしっかりわかるてんぷらのほうがやはり贅沢な気がする

店は日本人客でにぎわっていた

施設: 3
食事: 3
ワイン: N.A.

2011年5月1日日曜日

DAS WIRTSHAUS

GERMANY
FRANKFURT
LUNCH TIME

フランクフルトに早くついてしまったので、いつも行くレストランにランチを食べに行く

http://www.wirtshaus-frankfurt.de/

頼むのはいつもの通り、ソーセージの盛り合わせとノンフィルターの濁ったビール

今回違うこととと言えば、季節物のホワイト・アスパラガスを食べたこと

ビールもソーセージもおいしい
もちろん旬のアスパラも

食事の後は軽く周辺を散歩
特にこれといって見るものの無い街だし、日曜日ということもあってすべての小売店は閉まっている
旧市街と川を見てホテルに

明日から仕事
気合を入れなおさねば

施設: 3
食事: 3
ワイン: N.A.