2011年3月27日日曜日

500

LONDON
ARCHWAY
LUNCH TIME

家の近所を散歩
引越してきた家の周りは森と公園に囲まれていることから、散歩する場所には事欠かない
一方、住宅街ゆえに店やレストランが少ないことから、きちんと食べるためにはたいてい隣駅まで歩くことになる
まずは、HIGHGATE VILLAGE近くの公園まで歩き腹ごなし

http://www.waterlowpark.org.uk/

その後、かのカール・マルクスが眠るセメタリーを横切りながら、ARCHWAY方面へ
お目当てのレストランは駅側のハイストリートにある小さなレストラン

こぎれいなレストランで、かつスタッフが(とてもフレンドリーな)イタリア人、そして様々な国籍の人間が座っているのを確認
この店は大丈夫だと確信

http://www.500restaurant.co.uk/

前菜は、数種類のハム・ソーセージ・チーズ、そしてサラダ・カニとパスタの和え物等たくさんのものが一つのプレートに盛られた豪華なもの
二人で一皿で十分といわれたものの、値段があまりにリーズナブル(10ポンド程度)だったので不安だったが、実物を見て納得
どれもイタリアで食べたものとほぼ変わらないおいしさ
似非イタリアンで食べる、塩辛いばかりのハムやソーセージとは一線を画している

メインはパスタ
グリーンペストとボッタルガという組み合わせ
自家製の薄黄色のバスタにガーリックの効いたグリーンペストがたっぷりかかり、その上にオレンジ色のボッタルガ
それが真っ白の皿に盛られており、視覚的にも十分食欲をそそる

パスタがアルデンテであることは当然のことながら、素晴らしい味に感動
英国で食べるグリーンペストは、すべての食材の個性を無にしてしまうものが多いが、パスタ自身の味やガーリック、そしてボッタルガの味を舌の上ですべて感じとることのできる味
薄味とはいえない、絶妙なバランスの上に成り立っている

食後はティラミス
ザフェラーノという街中にある有名なイタリアン・レストランのティラミスにも驚いたが、この店のティラミスも全く遜色がない
前者は高級ショッピング街のナイツブリッジにあり、こちらは究極の庶民街にあるのが面白い

これだけ食べて、一人あたり20ポンド程度(ドリンク除く)とは信じられない
イタリアワインのリストも、一本一本地図で産地がしめされており、面白い
グラスワインは一杯3ポンド強から

ちなみにこの店は、今年のミシュラン・ガイドでビブグルマンマークが付されている

場所を考慮すると万人にお勧めできるところではないが、ARCHWAY方面に来る用事があるのであれば立ち寄りを強く推奨したい

施設: 3
食事: 5
ワイン: N.A.

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