2011年8月20日土曜日

LA GRAPPE D'OR

FRANCE
ALSACE
LUNCH TIME

宿泊先から徒歩圏内にあるレストラン
ビブ・グルマンマークがついている店

http://www.restaurant-grappedor.com/

店の雰囲気はなかなか
昔の建築をそのまま使っているのは好印象

ランチゆえに安易にテロワール・コースを頼んでしまったので、出てきたものはザワークラフトと様々なソーセージというありふれたもの

きちんと選べば違う発見があったのかもしれないが、今回は発見と感動はなかった

2011年8月18日木曜日

LE PARC - LA WINSTUB



FRANCE
ALSACE
HIPPOLYTE
LUNCH TIME

もうミシュラン・ガイド漬けである
旅行というのにガイドブック一冊ももたず、ただミシュランガイドのみを手に持っている

http://www.le-parc.com/winstub.html

最近「観光」はすでに何か(大体はレストランかワイン)のついでであり、現地のインフォメーションセンターを訪ねて地図をもらい、なにか興味が惹かれそうなものがあれば、少しだけ行って見る
その場所が「有名」かどうかは関係ない

教会はそれがどれだけ古く、歴史があろうともほぼ行かない
たとえ日本のガイドブックすべてに掲載されていても、だ
たとえばパリのノートルダム寺院は外から見たことがあるが、中にはいまだ入ったことがない
パリには出張を含めると、もう20回以上は行っているのだが。。。

逆にどんなにマイナーな村でも星付きレストランで「これは」というものがあれば行ってみる
もちろんレストランも楽しむが、もしその村に興味がわけば、どれだけでも散策する
とにかくいつでも誰でもいけそうな「有名」どころに行って、ガイドブックの写真と照らし合わせる作業で旅行の時間を使い果たしたくないのだ

これまでの経験上そうした旅行はほとんど記憶に残らない
逆に自分が経験した強烈な印象はどんなマイナーな場所であっても記憶に残る

今日は、本当はとある山村の一つ星レストランに行く予定だったが、現地についてみるとクローズしていることが判明
事前予約の時のミスコミュニケーションが原因
開いているか?という問いにウィと帰ってきたから行ってみたのだが、レストランを全く責めるつもりはない
フランスにいるのに、英語と日本語しか話せない私が悪いのだ

ただそのおかげで、フランスの自然遺産であるヴォージュの森をかなり満喫することができた
行くつもりはなかったのだが、こちらでもらったワインガイドブックを読むと、アルザスワインの水はすべてヴォージュの森の恵みだという
大きな、静かな自然林
偶然とはいえ、この大きな森を見ることでアルザスワインへの印象が非常に良くなった

結局、ガイドブックで近く(といっても30分はかかったが)のレストランに到着
予約なしで、相当遅い時間だったが快く受け入れてくれた

結論から言うとすばらしいレストラン
前菜は、アルザス特産のフォアグラ
このフォアグラに、アルザスの銘酒ワインバックのゲヴェルツトライミネールがよく合う

セカンドは、牛肉のステーキとコロッケ(の串刺し)
ステーキは、様々な野菜ときのこのみじん切りの炒め物の上におかれており、ディスプレイもいい
肉自体も柔らかく、肉汁が閉じ込められており、上品
下にひかれている、薄味の野菜と一緒に食べると複雑味が増す

デザートは、季節の果物(プラム・りんご・洋ナシ)の上にカスタードクリーム(ただし甘くなく素朴なもの)をかけてオーブンで焼いたお菓子
黒い皿は鉄でできており、熱さが持続する

外を見ると遠くにワイン畑とボージュの森が見え、すばらしい環境
村自体も、(観光的に)有名な村に負けず劣らずのたたずまい
今日は暑すぎて散策も中断し、暫くして昼寝をしに借りている家に戻る

さすがビヴ・グルマンにランクされているレストランだけはある
アルザスに来ることがあれば、また立ち寄りたい

2011年8月17日水曜日

AU LION D'OR

FRANCE
ALSACE
KAYSERSBERG

ミシュラン・ガイドお勧めの店
1724年からこの地にある老舗

http://www.auliondor.fr

店構えはまさに老舗の様相
小さな村の目抜き通りにの一角に村の全体の雰囲気にマッチした建物を構える
中も伝統的な木組みの家で、私好み
ただレストラン自体は非常にカジュアル
子連れの家族も非常に多く、堅苦しいところは全くない

地元料理ばかり食べるとあきてしまうので、今日は牛肉のステーキを注文
これがまたおいしい
牛肉の焼き方を知っているというか、英国とは圧倒的に違う
外をここまでカリっと仕上げてあるのに、中はレア
肉汁を完全に閉じ込めてある
塩加減も適度
上にバジル入りのバターを少し添えていただく

なんてことのない料理なのであるが、こういう肉料理を食べると嬉しくなる
大陸の醍醐味はやはり食事だと、あらためて思った

ワインは、このレストランのファミリーが作るアルザス・グランクリュ
ワインブログにて

LA BRENDELSTUB

FRANCE
ALSACE
RIQUEWIHR
LUNCH TIME

借りている家から5分のところにあるアルザスの古都
ナチスドイツとの戦争で破壊されなかった村、RIQUEWIHRの中心にあるレストラン
村自体は本当に小さいが、見所が多いところで、フランス人・ドイツ人観光客でにぎわっている

この村は食の町でもあり小さい村であるにもかかわらず、ミシュラン星つきレストランが二つ、その他紹介レストンが6つもある

http://www.jlbrendel.com/

レストランはモダン
最初から飛ばしてはいけないと思い、一人一品づつ、牛肉のカルパッチョとアルザス名物のピザを注文
カルパッチョは感動
ごく薄の新鮮な牛肉にバジル、ドライトマト、適度な塩などがふられとてもいい
ピザは、トマトソースを使わないあっさりとしたもの
薄い生地にアルザスのチーズ、野菜、ハムなどがのっているだけ
しかし、このシンプルな味がピザの欠点である「飽き」を招かない

アルザス料理のレベルの高さの片鱗を味わうことができた

2011年8月14日日曜日

AU CERF

FRANCE
ALSACE
RIQUEWIHR
DINNER TIME

アルザス到着最初の夜
遅くなってしまったので、開いてるレストランを選ぶ

http://www.hotel-restaurant-riquewihr.com/hotel-restaurant-au-cerf.htm

食事はありがちな「テロワール」コース
メインはスキャベツの上に、ソーセージ・ハム・煮込んだ肉等がのった野趣あふれる料理
ワインはグラスで注文
白を注文したが、赤にすればと少し後悔

NORTHBANK RESTAURANT & BAR

LONDON
ST. PAULS
LUNCH TIME

東京からのお客様をお迎えするためのレストラン

http://www.northbankrestaurant.com/

コーンウォール地方の料理(コーニッシュ)
当然魚を選択する
前菜は鯖のマリネ(タルタル)
ディスプレイもすばらしい
鯖は脂が十分のっている
海流の早いドーバー海峡で獲れる魚は身が引き締まっていて美味しい
鯖のタルタルは、生まれて初めて食べたがこれほど美味しいとは思わなかった

メインは、白身魚のグリル
皮がぱりっとしていて、なかなかのもの
別でくるトマトベースのソースをつけて食べるのだが、しつこくなく、魚本来の味を壊さないもの

テムズ川ものぞめる位置にあり、お客様をもてなすにはいい店
値段はそれなりに高いが、場所・雰囲気・質を考えると総合力ではポジティブ
今後も使っていきたい

HIGH TIMBER

LONDON
ST. PAULS
LUNCH TIME

翌日のお客様を迎えるレストランとして適切か否かを確かめるべく入店

http://www.hightimber.com/

テムズ川を一望できるすばらしいロケーション
店内もモダンで美しく、イギリス人、特にビジネスマンが多い
ただこういうレストランは味の面で期待できないので、実際に食べてみることが必要

ランチを選択した上で、スープとハンバーガーを選択
スープはなかなかのもの
ポテトスープだが、オリーブオイルとガーリックが味を複雑にしている

ハンバーガーは。。。
普通の英国風ハンバーガー

印象は悪くないが、何せ高い
後は水を頼んだだけだが、二人で50ポン程度

景色を楽しみたい人向けのレストラン

J. SHEEKEY

LONDON
COVENT GARDEN
DINNER

東京からのお客様とディナー
ロンドンでも古くからある魚料理のレストラン

http://www.j-sheekey.co.uk/

前菜にビスク(かに味噌の入ったフィッシュスープ)を注文
白いボールに、深いブラウンがかったオレンジの、ドロリとした液体
香りが食欲をそそる
ひとくち飲むと、魚とカニに複雑な味が口いっぱいに広がる
若干塩からいが、これはいい

日本人はこういう複雑な味がすきなのだと思う
だがこの国に住んでいる限りなかなかこうした複数のレイヤーに分かれた味を感じる料理に出会うことは少ない
イギリス人はきっと単純明快、味と原材料がはっきりと結びつく食べ物がすきなのだろう

メインはフィッシュパイ
先日食べたものとどうしても比べてしまうが、味・質共にベントレーが圧勝
悪くはないが、ベントレーのフィッシュパイが良すぎて比較にならない

コベント・ガーデンに程近く、西にも北にもアクセスしやすいので、いろんな人を集めて行うイベントには適しているはず

DOTORI

LONDON
FINSBURY PARK
LUNCH TIME

公園で知り合った韓国人夫婦お勧めのレストラン
一瞬見落としてしまいそうな小さなお店
しかもFinsbury Stationという北東のターミナル駅の直ぐそばではなく、少し入ったところにある

http://www.london-eating.co.uk/35519.htm

提供料理は日本料理と韓国料理
現地の人はおそらく区別がつかないだろう
結構日本料理(スシ・テンプラ)を食べていた

われわれは迷いなく韓国料理
韓国人が作っているのだからそっちが美味しいに決まっている

注文したのは昼の定食(プルコギ)とスンドゥブ・チゲ
プルコギはいける
量も適度で味も上品(英国風になっていない)
ただスンドゥブ・チゲは。。。
ちょっと深みが足りず、さっぱりとした感じに仕上がっている
これまで食べた中で一番美味しかった、ゴルダーズグリーンにある「キムチ」レストランには及ばない

また公園に遊びにいったついでに寄りたい店

2011年8月5日金曜日

ARIRANG

LONDON
SOHO
DINNER

親しくしていた先輩の帰国送別ディナー

http://ariranglondon.co.uk/

ロンドンの中心部
個室での宴会

料理のレベルは際立って高いわけではないが、値段を考えるとバリュー
キムチから焼肉まで盛りだくさんのディナー
パーティにはうってつけの場所

2011年8月4日木曜日

THE BENTLEY'S

LONDON
PICCADILLY CIRCUS
LUNCH TIME

昔から知っている先輩と二人で食事
ロンドンに精通している方が選んだ店
http://www.bentleys.org/home/

正直知らなかった
魚のおいしい店がロンドンにあることを

最初のスープに驚いた
コクといい塩加減といい、これほど適切に作られたスープを英国で味わったことがない

次にメインのフィッシュパイ
メニューにあっても決して頼むことはなかった料理
まずいことは覚悟の上だった
それがこのディスプレイ
オーブンで焼かれたマッシュポテトを割って中をすくう
出てくる魚、貝、海老。。。
それらが渾然一体となってポテトと混ざりソフトな味になる
うまい

デザートも洗練された味

このレストランはすごい
たとえ時差ボケの状態であろうと最後まで食事すすめることができるだろう

ロンドン一押しのフィッシュレストラン
ロンドナーなら一度は訪れたい店