2011年10月26日水曜日

CURRY ONO

LONDON
BRIXTON
LUNCH TIME

緊急の用事があったため、昼の時間に遠征
片道20分の地下鉄の度

用事のあとにランチを食べようと駅の周辺を歩く
突然現れる広大なマーケット
肉屋と魚屋が尽きることなく軒を並べる
屋台の店もあれば、軒下に商品を満載した店もある

その活気、民族の多様性、人の多さ、どれをとっても私の知るロンドンの風景ではない
朝目覚めて、ここがアジアの地方都市だといわれてもわからないだろう
この雰囲気を懐かしく思うとともに、スーツの自分がこの街に全く似つかわしくない存在であることに気づく

しばらく歩くと、まさかの日本語
「日本のキッチン」という文字
良くある、非日本人経営の店だと思い込みつつ、店に入ると「いらっしゃいませ」の声
二重の驚きに若干うろたえつつ席に着く

カレーの店ということなので、メンチカツカレーをオーダー
見た目は(ご主人も認めているように)、「素人っぽさ」がかなり出ている
特にメンチカツは形がまだ平べったくなっていない(もう少し練習が必要?)

しかし、カレー・ルーはロンドンではまず出会えないタイプのもの
共感してくれる人がいるかわからないが、昔少しおしゃれな喫茶店で注文したときに出てきたカレー
日本のカレーに若干の苦味を加えた、非常に親しみやすい味

立地の関係から頻繁にいける場所ではないが、BRIXTONに行くことがあればぜひ立ち寄りたい
日本人が日本人コミュニティーに対して広告を出さず、現地で勝負している姿には非常に感銘を受ける
とにかく「頑張れ」という思いを胸に店を出た

店を出るとやはりアジアの繁華街
The Cityから、たかが20分、されど20分
ロンドンの懐の深さをあらためて思い知らされた

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